0903今月の健康

今月の健康

kenkou0902_1.jpg花粉症は一種の現代病です『環境や食生活も見直してみましょう』

花粉症の症状に苦しむ人は、毎年増え続けています。その原因は、スギ花粉の飛ぶ量(飛散量)が増えたことのほかに、大気汚染や、ストレスの増加、食生活の欧米化など、現代の生活そのものにあるともいわれます。
一度発症すると、治りにくいといわれる花粉症ですが、適切な対策によって症状を軽くすることは可能です。日頃から花粉との接触を極力避けることはもちろん、環境や食生活を見直すことで予防・対策を行っていきましょう。
※日本では花粉症のほとんどがスギ花粉症であるため、本特集ではスギ花粉症を中心に説明していきます。

<花粉が飛ぶ前に>知っておきたい今年の傾向
今年は例年よりも花粉の飛散開始が早いと予測されています。花粉症の方はぜひ早めに医療機関を訪ね、薬やマスクなどを準備しておきましょう。
また、花粉の量は、北日本は例年より少なく、南関東より西では例年より多いとされています。

<2009年スギ花粉前線予測>
西日本・関東南部:~2月上旬
中部北部・北関東:~2月中旬
東北南部:~2月下旬
東北北部:~3月上旬

<花粉が飛んだら>数字で覚える花粉症対策
◆『50%』……部屋の湿度は50%くらいに
花粉は微粒子なので、乾燥した空気の中では飛び散り、湿った空気の中では水分を含んで落下する傾向にあります。エアコンなどで空気が乾燥した部屋は、加湿器で湿度を調整するとよいでしょう。

◆『12:00~15:00』……ピーク時を避けて外出しよう
スギ花粉が最も多く飛ぶ時間帯は、昼の12時から午後3時くらいまでです。花粉との接触を避けるため、この時間帯の外出はなるべく控え、窓を開けたり布団や洗濯物を外に干すのを避けましょう。

◆『2週間以上前』……薬の効果が現れるまで、時間がかかることも
花粉症の治療に使われる薬は何種類かあり、その中の抗アレルギー薬とよばれる薬の中には、服用後、効果が現れるまで2週間以上かかるものもあります。花粉が飛ぶ時期をチェックして、早めに医師の診察を受けましょう。

◆『0.03mm』……見えない場所にも花粉がたくさん
直径0.03mmといわれる小さな粒のスギ花粉。屋外の人込みはもちろん、室内でも舞い上がっています。床やソファー、棚、カーテンなど、ほこりがたまりやすい場所に花粉もたまります。こまめに掃除しましょう。

◆『8m/秒』……ちょっとの隙間でも油断は禁物
花粉の飛ぶ速さは約8m/秒といわれます。少し窓を開けるだけでも室内に入りますので、窓はなるべく閉めておきましょう。高い所は飛ぶ量も多いので、高層階では、花粉の飛ぶ量の多い昼間は窓を開けないようにしましょう。

◆『10℃』……気温が10℃以上の日は要注意です
暖かく湿度が低い日、風が強く吹く日、雨が降った翌日などは、花粉が多く飛びます。天気予報をチェックして、こうした日はマスクなどの対策を特にしっかりと行いましょう。