調剤室からのお話

調剤室からのお話

ohanashi0811.gif調剤室からのお話:薬の飲み忘れを防ぐ方法

薬は正しく使ってこそ効果が得られます。しかし、時として飲み忘れることは誰もがあるもの。
特に高齢者の場合、複数の診療科にかかっていることが多く、おのずと処方される薬の種類も増え、A薬は朝晩の2回服用、B薬は朝昼晩の3回服用といった具合に、服用回数が薬によって異なっているとどれを飲んだかわからなくなり、結果として飲み忘れがたびたび生じるといったケースが珍しくありません。飲み忘れをしないように、あるいは薬を間違って飲まないようにするためのちょっとした工夫をご紹介しましょう。

例えば朝、昼、晩とそれぞれ飲む薬を分けて小袋に入れ、「○月○日朝の薬」「○月○日昼の薬」「○月○日夜の薬」と大きく記すのもアイデアです。このとき、朝は青、昼は赤、夜は黄色といったように色分けしておくと、より飲み間違いが少なくなります。

ただし、薬によっては、包装から取り出すと、吸湿したり、光で劣化するものもあるため、薬を取り分けて長時間置いておくような場合には、薬剤師に相談しましょう。

クッキーの空き箱などを使って薬箱を作ったり、カレンダーに朝昼晩と書いておき、服用したら○印を付けるのもよいでしょう。最近は、さまざまなタイプの薬ケースや週間投薬カレンダーなどが市販されているので、それらを利用するのもおすすめです。

処方された薬がいつも余る場合は、飲み忘れが続いていると思われます。あるいは朝バタバタしてどうしても朝の薬を飲み忘れてしまう、といった場合は、医師や薬剤師に相談してみましょう。1日3回服用の薬を2回のタイプに変更するなど、その方の日常生活に合った対応をしてもらえる場合もあります。